『我慢して生きるほど人生は長くない(鈴木祐介著・アスコム)』オススメ。

読書

要らぬ我慢をして、人生を辛くしてしまっている人は多い。

例えば、上司、友人、恋人、家族関係などなど。

それって、しなくてもいい我慢ではないだろか?

しなくてもいい我慢をして、おのずから人生を苦しくしてはいないだろうか?

私自身、会社員時代に要らぬ我慢をして、大変苦しんだことがある。

会社に行って、取引先に電話をする。

その度に、「バカ」「アホ」と罵声を浴びせられることがあった。人間扱いされなかった。

もちろん、納期が遅いなど、こちらにも否がないわけではないが、大半は謂れのない避難ばかり。

気づけば、日曜の夜が憂鬱になる「サザエさん症候群」のようなものになっていた。

何より苦しいのは、「我慢が美徳」とされている世の中の風潮であった。

「石の上にも三年」とはよく聞く言葉で、すぐに辞めるのは「根性なし」のようなレッテルが貼られやすい。

しかしながら、当時、救われたのは「お盆休み」だった。

お盆休みに気の置けない友人たちとサーフィンに行った。彼らは、世間のことなど何も気にせず、サーフィンを、いや「今」を楽しんでいた。

この休み期間が人生を客観視する良い期間となった。

そして、思い切って、お盆休み明け後に「辞表」を提出した。約2週間後に会社を去る時の夜空がえらく透き通っていたのを今でも覚えている。

 

これは一例だが、人生、気づかないうちに「要らぬ我慢」をしてしまうことは多い。

世間体だとか、常識だとか、親のしつけだったり。

気づけば、精神や身体を大きく壊してしまうことも。

壊してからでは取り返しのつかないこともある。

だからこそ、そうなる手間で気づいて欲しい。「要らぬ我慢」をしていることを。

 

では、どうすれば「要らぬ我慢」に気づくことができるか?

要らぬ我慢に気づいたとして、どのように対処すればいいか?

こちらの書が大きなヒントとなるだろう。

我慢して生きるほど人生は長くない(鈴木祐介著、アスコム、2021年)』

例えば、特に「人間関係」の我慢の対処法が興味深い。

著者は「ラインオーバーに気をつけよう」と説く。

ラインオーバーとは境界線のようなもの。

時に他人は、この境界線を踏み込えてくることがある。

知らず知らずのうちに支配されてしまうこともあるので注意が必要だ。

結果として、自分の人生ではなく、「他人の人生」を生きてしまうこともある。

そうならないためにも、本書の知恵は役立つだろう。

 

特にミドルエイジになってきて、人生の折り返しを迎えると、残りの人生を考えることがある。「我慢」などして、他人の人生を生きることがいかにもったいないことか。

要らぬ我慢を避け、自分の人生を取り戻したい方に本書はオススメ。

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