ワインボトル高級茶でナンバーワン「ロイヤルブルーティー」。

ジャパンブランド研究

ワインボトル高級茶で大成功しているブランドがある。

ロイヤルブルーティージャパン株式会社だ。

2001年創業の神奈川県藤沢市にある会社。

なんと、「高級茶」にシンプルに絞り込んで大成功している。

お茶というと、ペットボトルに入ったものなど、赤ワインやシャンパンに比べて安く見られがち。

ところが、ロイヤルブルーティーはワインボトルに詰められている。

そして、値段も高級ワイン並みに高い!

店舗やウェブサイトに行くと、一本2~3万円のワインボトルに入った高級茶が売られている。

中には1本30万円を超えるお茶も存在する!

この高級茶は、高級レストランやホテル、首脳会議などで扱われている。

私も実際、とある高級レストランに行ったらメニューにロイヤルブルーティーを見かけたことがある。

高さの理由は、希少な原料を扱っていることと、1本1本手作りで生産していることなど。

味は?

私が最近開けたのは「Queen of Blue Deluxe クイーン オブ ブルー デラックス(4,536円)」。

JAL国際線のファーストクラスでも出されるらしい。乗ったことないけど。

さすがワインボトル。持つだけで重厚感が伝わる。

さっそくグラスに注いで飲んでみた。ウーロン茶に近い存在の青茶。香りは高級感が漂う。

味はフルーティーで、一言で表すのは難しいが、ワインなどの果実酒の味が不思議とする。もちろん、おいしい。華やかなひとときを与えてくれる。

贈り物としても私は何度か活用したことがあるが、相手から喜ばれる一品。

 

ロイヤルブルーティーから得られるビジネスのヒントとしては、思い切ってシンプルに「高級茶」に絞り込んでブランディングしている点。

「お茶」の価値を根底から覆した希有なビジネス。

現代の中小企業経営において、大きなヒントになりそうだ。

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