最近読んだ名著シリーズ。大変勉強になった。
『真っ向勝負のスローカーブ(星野伸之 著,新潮新書,2003)』
星野伸之さんといえば、MAX130キロ台しか出せないストレートと80キロ台のスローカーブ。
なぜこんな遅い球しか投げれないのに勝てるのか?
なんとプロ野球での成績は、176勝140敗。すごいのは奪三振数2041個!これは当時歴代16位。
豪速球を放るレジェンドピッチャーたちに並ぶ驚異的な偉業である。
速い球が投げれなくても勝つ。そこに「勝負師」として飛躍するヒントが隠されているのではと思い、読破。
期待を裏切らない見事な内容で感動。
こんなことまで考えてたのか!と驚き多数。
「勝つためには球種を増やさない」は、もう金言を超えて神言。
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