『限りある時間の使い方(オリバーバークマン 著、かんき出版、2022)』を読んだ。
大変参考になった。
なぜ、人は忙しいのか?
なぜ、時間管理やスケジュール管理を学んで実行しても、一向に楽にならないのか?
なぜ、効率化ツールを使っても、効率化するどころか逆に時間がなくなると感じるのか?
それは、多くの人が「人間には無限の可能性がある!」と考えてしまうことにあるという。
効率化すればするほど、逆にまたやることがどんどん増えて、忙しくなってしまう。
そうではなく、「無限の可能性を諦めろ」と著者は説く。
そうすれば、結果として、自由になり、幸福度も増すと。
個人的には40代に入ると、特にこのことが身にしみる。
あれもこれもやってる場合ではない。やることを限定する。
そうすることで、逆に可能性が広がる。幸福度も増す。
情報化社会の真っ只中、選択肢がどんどん無限増殖する現代だからこそ重要な一冊。
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