映画『ゴーギャン〜タヒチ、楽園の旅〜』をAmazonプライムで観ました。
ゴーギャンの絵に関する深い洞察が描かれているのかと思ったのですが、どちらかというとゴーギャンの人間像に焦点を当てた映画でした。
ゴーギャンを知るキッカケとしてはいい映画なのではないでしょうか。
彼のセルフプロデュース術に関しては、現代のビジネスパーソンにも大変参考になります。
画家としてどうすれば差別化することができるか?
ゴーギャンの場合は「タヒチ」をキーワードにブランディングをしていったわけです。これは情報化社会の現代において、戦略策定する上で大いに役立ちます。
ただ、晩年はそのブランドに縛られてしまった点も注意しなければなりません。
昨今、「パーソナルブランディングが大事だ!」と闇雲に提唱する人たちがいます。しかしながら、「我」や「己」というものも確固たるものはなく、諸行無常であるわけですから、パーソナルブランディングは実は大変に難しい所業なのです。
とはいえ、伝説の画家として歴史に名を刻んだゴーギャンの功績は非常に大きいです。
映画を通じてゴーギャンを感じ取ってみてはいかがでしょうか。
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