本日、第9回パラオ.オープンウォータースイム大会の3000m部門に出場。結果は2位で銀メダル。タイムは1時間25分21秒。約一時間半も海にいたことになる。
海は孤独。さらに沖に出ると孤独感がハンパない。どこを見渡しても海だし。どこに向かってるかも分からずテンパることも。特に沖から岸に戻る時が太陽の光で全く見えない。勘で泳ぐしかない。カヌーでパラオ人がコース逸れを教えてくれるのだが、あまりにも孤独でついついWhere is thisと聞いてしまった。中学で英語の授業で習ってて助かった。
ここまで読むとさぞ強い精神を持ってるかのように見えるかもしれない。しかし、内情はまったく逆。弱虫で弱気なことも頭をよぎりまくっていた。実は最初1000m泳いでキャップをなくした時は弱々しくリタイヤを宣言しようかと考えた。髪の毛で前が全く見えないから。というか、最初の1000mがハンパなくつらかった。苦しい。つらい。前は見えないし、蛇行するし、沖は孤独だし。泳いでも泳いでも前にあまり進んでない時なんかは絶望感さえ感じることもある。
で、係りの人に、アザーキャップOK?と聞いたら、ないならリタイヤしたかったが、Yesと言うもんだから、リタイヤする理由がなくなってしまった。
が、結果、ちゃんと完泳できて本当によかった。
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