『お金の日本史 近現代編 (井沢元彦 著、KADOKAWA 、2021)』読了。
前作も面白かったが今作も。
井沢元彦氏の著書は賛否両論あるが、歴史について学者視点からではなく書かれている点が有意義。
よくある歴史解説は無味乾燥で記憶に残りにくい。
というのは、大体が事実のみにこだわり(当たり前か)、その背景に蠢く人間心理などがほとんど描かれていないため。
が、井沢元彦氏の著書は、心理面や感情面からの独特な考察が描かれている。
その点、面白いし、記憶にも残りやすいメリットも。願わくば学生時代に出逢いたかった。
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