佐和山城では石田三成に会えた。

石田三成 城めぐり

佐和山城ではなんと石田三成に会えた。

彦根駅の改札を出ると、案内に左が彦根城、右が佐和山城とある。佐和山城?知らんなあと最初の印象。

調べてみると、なんと石田三成ゆかりの城だと判明。

ここらの場所では「石田三成推し」な雰囲気。

歴史の授業では、石田三成は関ヶ原の戦いで徳川家康にあっけなく敗けた将と習う。戦略ベタ、組織内からも嫌われていた。外交も下手で最後は裏切られて惨めな敗北と。歴史は常に勝者側視点から語られるので致し方ない部分があるとはいえ、なかなかエグい悪印象付けだ。

また、私自身、生まれが愛知県なので、どうしても徳川家康、豊臣秀吉、織田信長びいきの視点になりがち。

「石田三成視点」で歴史を捉える機会が皆無だった。

彦根城のおみやげコーナーでは、「石田三成視点」の小説や書籍が何冊も並んでいた。
そのおかげで、生まれて初めて「石田三成視点」で歴史を考える機会に恵まれた。盲点が一つ外れたのである。

だから、歴史探索の旅は面白い。止められない。

そして、石田三成に「触れる」ために、ただ一人、佐和山城へ。といっても城は消失して存在しない。城趾だけである。

山の麓では佐和山城の模型。これで佐和山城のイメージが膨らむ。

入口には石田三成の銅像。さすが戦国時代のフィナーレを飾るに相応しい風格が漂う。

そして、ここからがなかなかのサバイバルホラー。人っ子一人いない。動画を見ての通り、なかなかの肝試し感。

安土城登りもきつかったが、佐和山城登りはさらにキツい。山登りもキツいが、道という道があまりないのと、人がいない孤独感がヤバい。

本当にこの道で合ってるの?という不安感がたまらない。

「ああ、きっとこの崖から落ちたら、多分誰も見つけないんだろうなあ」というぐらいの静寂。

途中は竹が倒れていたり、スズメバチや猿に注意の看板が、さらに恐怖心を煽る。

頂上に登り切ったところで、オバチャン二人がピクニック談話している光景に少しホッとした。時間にして約40分ほどか。

この頂上から石田三成は何を思っただろうか?と思いを巡らせると感慨深い。

歴史探索は、このように強制的に「別視点」をもたらしてくれるから面白い。思考も飛ぶ。

それと、城探索のためのプチ登山が思いの外、楽しい。気持ち良い。達成感も感じられる。また気楽に他の城も行ってみたいねえ。

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